俯瞰(ふかん)
春の運動会シーズン到来ですね。
我が家も先週末に息子の運動会がありました。
うちは去年引越しをしているので、2つの小学校の運動会を経験していますが、どちらの学校も ”マンモス校” でして。少子化なんてどこ吹く風です(笑)
それでも上の写真のように俯瞰 (意味:高いところから見下ろす) で眺めると全体の様子が手に取るように分かり、圧巻の写真を撮ることができます。
ここ数日、写真の整理をしながら思いました。つい我が子の勇士を撮ろうとアップの写真が増えがちですが、時にはこういった ”引き” の写真も良いものだな と。そして、この客観的に引いて見る「俯瞰的」視点の大切さは 日々の生活の中にもつながっているな と。
例えば... 子育てをしていると、”しつけ” や ”勉強” のことで親の方がムキになって子どもにガミガミ言ってしまうとこってありませんか? ついそこばかりクローズアップしてしまい、その子本来の良さを見失ってしまう時。私はたまに?いや、よくある気がします(笑)
でもそんなの時、ひと呼吸おいて冷静に「俯瞰的」に引いてみるんです。そうすると、まだまだ未熟な我が子でも良いところがいっぱいあるな、健やかに毎日過ごせていることに感謝しなきゃな、と。多少の欠点くらい のんびり向き合っていこうと 少し心に余裕が持てます。
仕事でもそうですよね。目の前の仕事に一生懸命取り組むことはもちろん、時には引いて全体の流れを確認し、チームの連携を図る。デッサンや設計をする時も同じです。全体のバランスを見ながら部分を詰めていき、また全体を見直す。この繰り返しです。何においても点で捉えていたら全体像が見えません。カメラで言ったら ”ズーム” と ”アウト”。この視点をいろんなところで持てるととても良い気がします。
最後に、最近 「かたづけ」についての相談をよく受けます。みなさん収納ブームも相まって収納テクニックはよく知っているのにうまく片付けられない...と。それはきっと目の前の一部分しか見ていないからだと思います。隣の作業に移ったらさっきのところがまたやり直し?!みたいな。
「俯瞰的」に部屋を、家を一度見渡してから整理をはじめると そんな悩みも軽減するように思います。
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